ダイナミック レンジ 機能のテスト


デジカメの機能アップ競争は激烈です。

人間の眼は素晴らしいダイナミックレンジを持っていて明るい背景を前に立った人物なども
背景と人物共に綺麗に見ることが出来ます。
この人間の眼の素晴らしさは当たり前に思っていて余り意識していませんが、カメラで綺麗な景色を背景に
人物の記念写真などを撮る時に背景に露出を合わすと人物が黒くなってしまい、人物に露出を合わせると
背景が飛んでしまうという困ったことをしばしば経験されることでしょう。

こんないらいらを解決してくれるデジタル一眼レフカメラが出現しました。
明るい背景に露出を合わせた写真と暗い前景に露出を合わせた写真を二枚撮りカメラの中で合成してくれるのです。
今までは画像処理ソフトを使ってかなり手間をかけてやらなければならなかった処理が一瞬にして出来るのです。

きっと同じようなことを人間の脳がやってくれているのでしょう。

今回は明るい雪を被富士山を背景に実験をしてみました。

(2010.05.13 dora記)


一番上が通常の写真で下に向けてダイナミックレンジ補正が5段階で強くなっています。
撮影条件は左が(F:10,1/400)  右が(F:20,1/320)です。
カメラの宣伝をするつもりは無いのでメーカー・機種は明記しませんでしたが 
ご興味のある方はお問い合わせ下さい。

(2010.05.13 dora記)